6人に1人が推し活市場規模は3兆5000億円に
2025年1月に行われたアンケート調査で推し活を行っている人は16.7%、人口換算するとおよそ1384万人。

そして、グッズやライブのチケット、遠征費など推し活への出費は、1年間で1人あたり平均約25万円
これらの結果から算出した市場規模は3兆5000億円にのぼります。(株式会社CDGと株式会社Oshicoco調べ)

Oshicoco 多田夏帆代表取締役
「コンサートだとか、漫画の新刊の発売とか、映画をやるとか、非日常のイベントが日常の中に区切りとして推し活をし始めることによって生まれるので、そうするとその日までに勉強頑張って仕事頑張って準備して、という過程にも楽しさが生まれてくるので、推し活をすることで非日常のイベントを作るっていうのがあると思います」
高齢者も”幸福度アップ”

「推し活」は高齢者の活力になるという研究結果も出ています。
高齢者施設の利用者に、地元のJリーグクラブを応援する「推し活」を行ってもらった調査結果があります。(サントリーウエルネス調べ)
応援している選手の名前を覚えている、応援している選手のことが普段の会話に出てくる、といった質問に対する回答が、多く当てはまる方が点数が高くなります。
ある90代の女性は、推し活に積極的に参加するにつれて、生きがい意識も右肩上がりに向上しているのが分かります。
また、要介護4で、全面的な介護が必要な60代の女性のケースでも推し活を始めて5か月で生きがい意識がかなり向上しています。
「推し活」を行うことで、人とのつながりができ、クラブチームを支えるという自分の役割ができて、幸福度が増したという調査結果となっています。














