高校ラグビーの全国大会、聖地・花園をかけた鹿児島県予選。4日は準決勝が行われました。

3年ぶりの花園を目指す加治木工業と、新人戦、県高校総体のリベンジに燃える鹿児島工業の対戦。

試合は、加治木工業が開始早々に時任がタックルを受けながらトライを決め、流れを作ります。

しかしその後、両チームトライを奪えないまま迎えた後半。先に得点を挙げたのは加治木工業でした。

後半8分、フォワード、バックス一体となった連続攻撃から、抜け出した下楠薗がトライ。ゴールも決めて12対0とリードします。

流れを変えたい鹿児島工業は後半19分、相手のパスが乱れたところを内田が拾って一気に相手陣内へ。最後はフォワードで押し込んで小川が意地のトライ。1トライ1ゴール差に詰め寄ります。

しかし後半22分、加治木工業がペナルティゴールで突き放し、15対5で勝って決勝進出を決めました。
(加治木工業 15 対 5 鹿児島工業)

準決勝もう1試合は、3連覇を目指す鹿児島実業が、川内・奄美・薩摩中央の3校による合同チームを125対0で下しました。
(鹿児島実業 125 対 0 川内・奄美・薩摩中央合同)

決勝は9日日曜日、午後2時55分から白波スタジアムで行われ、試合の模様はMBCテレビで実況生中継します