海外ではDNA情報から犯人の似顔絵を作る研究も…

日本では現在、現場の遺留物と「比較対象」となる人物のDNA型が一致するかについてのみ捜査で使われています。

一方海外では、DNAから犯人の似顔絵を作るような技術も研究されています。

(雨宮所長)
「瞳の色や髪の毛の質がこうだとか、そういうのは全部データベースによるもの。データベースがきちんとできていればそれだけ精度が上がる。(日本では)データベースがない以上それができない」

日本人の顔の形や瞳の色、髪の毛の質を再現しようとしても、データの積み重ねがない今の日本では、すぐに実現することは厳しいといいます。

(雨宮所長)
「えん罪を逆に生む可能性もあり、その部分は非常に慎重にならざるを得ない」