侵入者「母国では全ての道を行き来できる」

 なぜ柵を無視して無断侵入するのか。記者が直撃しました。

 (記者)「舟屋が私有地と知っていましたか?」
 (韓国からの観光客)「知りませんでした。初めて伊根町に来たんです。私は1回も聞いたことがなかった。そういう考えはなかった」

 韓国から来た女性は私有地という認識はなかったと話します。敷地に立ち入らないように記者が注意すると…

 (韓国からの観光客)「韓国では全ての道を行き来することができる。狭い道であったとしても。すみません」

 謝罪はしながらも「自分の国では問題ない行為」だと言って去っていきました。

 小さな町にまで波及しているオーバーツーリズム問題。観光と暮らしの共存が叶う日はくるのでしょうか。