全日本大学駅伝に九州地区代表で初出場した志學館大学。1区のエース・中村晃斗選手が、有言実行のラストスパートで念願の区間賞を獲得しました。
愛知県の熱田神宮から、三重県の伊勢神宮まで8区間、106.8キロでたすきをつなぐ、全日本大学駅伝。先月開催の出雲、正月の箱根と合わせ、学生ランナー憧れの舞台です。
全国から27チームが出場し、鹿児島県の志學館大学は、初めて出雲と全日本に出場しました。
1区はエースの中村晃斗選手。先月の出雲駅伝では。
「ラスト300mのスプリントは誰にも負けないので、ラストかまします」
自信を持って挑むも、1区13位。
(中村晃斗選手)「自分の弱さを痛感している」
リベンジとなった全日本大学駅伝。先頭集団でレースを進めると、終盤、徐々に先頭へ。横には出水中央高校の先輩、創価大学の石丸も並びます。
(中村晃斗選手)「7キロ以降きつかったが、石丸さんがいたので絶対勝ちたくて」
そして残り300m。今度こそ、有限実行のラストスパート。
(中村晃斗選手)「ずっとイメージトレーニングして、勝つイメージしかしていなかったので、それが上手くはまった」
九州の日本人学生として25年ぶり。念願の1区区間賞を獲得しました。
(中村晃斗選手)「出雲で悔しかったので、そこをぶつける意味で今回狙っていた。すごくうれしい。エースの役割を果たせてよかった」
志學館はその後、第7中継所で繰り上げスタートとなりましたが、はじめての全日本大学駅伝を22位で駆け抜けました。
鹿児島県関係では、出水中央高校出身で青山学院2年の飯田翔大も、6区で区間賞を取りました。














