5か月で市長室を去る胸の内は?
<記者>
これまで5か月ですけれども、これから市役所、市長室を去るわけですが、今、そこに立っていらっしゃる先の田久保市長の胸のうちにあるのはどんな思いなのかというのを改めて伺えますか。
<田久保市長>
そうですね。そこについては思いというよりはきちんと。まだ実は少し決裁が残っているものもありまして、時間がないんですけれども、ちゃんと仕上げてからいきたいなというふうに思っておりますので、残された仕事をきっちりしまして、きちんとあと片づけをしてお掃除をして、そしてお礼を言って退庁したいなと。そのように思っております。
<記者>
はじめ方でいろいろ種をまかれたということだったんですけれども、具体的にどういうことを残されたのかなという方々にお聞きしてもいいでしょうか。
<田久保市長>
具体的にといいますと、ご存じのようにたくさん行政ではお仕事ありますので、もちろん今まで継続していたものをさらにということもあります。どうしましょうか。たくさんあるので、どのように申し上げていいか。
<記者>
2、3、田久保市長が特に印象に残っているところ、これは残していきたいなということが何かあれば。
<田久保市長>
私がというよりも、これは私に限ったことではないと思うんですが、市民の方からたくさんお手紙ですとか、メールで身近なご相談ですね。草をもっとちゃんと刈ってくれとかきれいにしてくれということもありましたし、あとは多かったのはやはり猛暑でしたので、夏の冷房ですね。
公共施設の冷房をもうちょっと充実してほしいとか、あとはなかなか生活が大変で、冷房器具にお金をかけられないですとか、本当に細かいご要望。あとは公共交通のこと、病院のこと、教育のこと。本当にたくさんのご要望いただきまして、それにつきましてもやはり一つ一つできたことは少なかったかもしれませんけれども、私なりに精いっぱいやれることはやって、それが種としてこれから先、大きな木になったり、花を咲かせることを祈っております。
<記者>
市長の方から職員の皆さんにこれやってねという働きかけをされたという考えでいいですか。
<田久保市長>
決して私の方がやってねとか、やってくださいということではなくて、共通認識だと思います。この町の課題というのは、もう誰もが思っていることはたくさんありますので、ただなかなかそれをクリアするにはもっと広域的な話し合いですとか、組織も少し、なんといいますか、プロジェクトチームのようなものを組んで各課で取り組むといったそういったことも必要になってくると思うんですが、まだまだ取り組まなければいけなくてたくさんありまして、一緒に課題に取り組めて本当に充実した日々だったと。そのように思っています。














