山上被告「2世信者にとって良かったのか悪かったのか…」

その旧統一教会への恨みを理由に凶行に及んだとされるのが、10月28日に初公判を迎えた山上徹也被告です。
山上被告は、安倍晋三元総理が旧統一教会の関連団体に寄せたビデオメッセージを見て殺害を決意したといいます。
(山上徹也被告)「安倍元総理と教団(旧統一教会)につながりがあると思い、狙った」
2023年2月から大阪拘置所にいる山上被告への面会者は、4人の担当弁護士と一部の親族などに限られています。裁判を前にMBSも複数回にわたって接見を試みましたが、いずれも拒否されました。
弁護士によると、手紙のほか衣類や食料品・現金・本などの差し入れが、今も絶えず届いているということです。山上被告は手紙や差し入れについて感謝の言葉を述べつつ、「直接返事もできず申し訳なく思う」などと話していたといいます。
事件後の旧統一教会をめぐる動きについては…
(山上被告)「現在の状況を引き起こすとは、思っていなかった。事件を起こしたことが2世信者の人にとって良かったのか、悪かったのか、分からない。新聞などを読んでいて、旧統一教会問題の解決の難しさを感じます」














