「ネット銀行」の口座はどうやって確認する?

今、ネット銀行の口座数は約4000万あり、3人に1人がネット口座を利用していると言われています。
ネット口座は手続きがウェブ上で完結するので、自宅に書面などが存在せず、口座があること自体気づかれない場合もあります。
10年以上取引のない預金は「休眠預金」となって国庫に入り、民間公益活動費として使用されます。(※手続きをすれば引き出すことは可能)
気づかないままでは「家族にはお金が渡らない」ということにも・・・
伊勢田弁護士:
相続で家族がもめているときに、ふとしたことで新たにネット銀行の口座がわかったりすると、相続人同士で他に財産を隠してるんじゃないかと疑心暗鬼になってしまって、まとまるものもまとまらないというケースもあります。
ネット口座の有無は、スマホなどのロックを解除できれば、アプリやブックマークで確認することができます。
他には「(作成していれば)キャッシュカード」「メールのやり取りから探す」「預金口座の履歴を見る」などの方法があります。
突然の請求書にびっくり!?サブスクの落とし穴

有料動画配信サービスなどのサブスクは、クレジットカード側を解約しても月額払いの契約を解約しない限り、未払い状態となって請求は続いてしまいます。
年額払いの場合、1年後に請求書が来てびっくり!というケースも。
亡くなった人がどんなサブスクを利用していたか分からない場合は、クレジットカードの利用明細で確認をすることができます。
伊勢田弁護士:
毎月何日に同じ金額が引き落とされているのか、1個1個探して特定しなければいけないのでかなり大変な作業です。
特定したとしても、解約の窓口を確認して解約手続きをするのに、1年など長い時間を要するケースもあります。
恵俊彰:
クレジットカードの利用明細も最近は郵送ではなく、メールに添付も多いので、そうなってくると、ますますスマホを開けないと見られなくなっちゃいますね。














