左喉のしこり…転移したがん

お笑いコンビ、ペナルティのワッキーさん(53)。10月25日、長崎市内で開かれたがん啓発活動の講座で登壇し、壮絶な闘病生活を語った。
ワッキーさんが体の異変を感じたのは、2020年。仕事で移動中に左の喉の下あたりに"コロコロとしたしこり"をみつけ、かかりつけの耳鼻科を受診。大学病院で組織を調べたところ「転移したがん」があることが判明した。
「パパ死ぬかも…」
当時48歳、妻との間に2人の子どもを持つ父親でもある。高校時代はサッカーの名門校でボールを蹴っていたスポーツマンで、これまでも適度な運動を続けていたワッキーさんにとって、医師からの「がん宣告」は到底信じることができないものだった。

ワッキーさん:
「家族に言えない期間が1ヶ月ぐらいあったんです…。きつかったですね。だって『パパ死ぬかもしれないのに』って思いながら、いつものように笑顔で接するんですよ。何とも言えない気持ちのまま1ヶ月を過ごしました」















