ベトナム戦争の「枯葉剤」にも含まれていた猛毒が市販油に混入
油に混入していたのは『PCB』という化学物質が熱変性してできた『ダイオキシン類』──ベトナム戦争でアメリカ軍が撒いた『枯葉剤』にも含まれる猛毒です。


ダイオキシン類は胎児にもその一部が移行し、流産・死産が多発 ──。
当時生まれた赤ちゃん達には、ダイオキシン類が引き起こす“色素沈着”が多く見られ『黒い赤ちゃん』と呼ばれて、世間に強烈な“負の印象”を植え付けました。

油症認定患者 宮本 春子さん(仮名):
「(黒みは)自然に取れはしましたけどね。今は普通の肌色ですから。
もう本当に(子育ては)思い出したくもない、口にも出したくない…。
夜中に大学病院に走りこんだりとか…病院じゃないと助かってない。生きるか死ぬかの瀬戸際を成長してきた」

















