「5つ上の兄に勝ちたい」――そんな思いで始めた格闘技が、16歳でプロキックボクサーになるまでにつながった。

長崎県の鎮西学院高校1年生・山口愛梨さん(16)。リングではプロキックボクサーとして戦い、リングを降りればSnow Manが好きな普通の女子高校生だ。

プロとしての目標や16歳の素顔、そして熱い試合の裏側を取材した。

意外と普通の高校生 格闘技を始めた理由は「兄に勝ちたい」

鎮西学院高校に通う山口愛梨さんは、教室では友人と笑い合うごく普通の高校1年生だ。友人に言わせれば「格闘技ばっかりでごつそうだけど、意外と普通のJK(女子高生)」。

しかし、彼女にはプロのリングに立つもう一つの顔がある。

格闘技との出会いは小学1年生のとき。「5つ上の兄に喧嘩で勝ちたい」という思いから空手道場に入門したのが始まりだった。小学4年生からキックボクシングを始め、中学生からは部活動で柔道部にも所属。自身の性格について、愛梨さんはこう自己分析する。

「追い込まれたら楽しくなって笑ってしまうタイプ。そういうところが自分には合っている」