長崎市の中華街でも売られていた…

長崎市の観光地でもその油は売られていました。(※現在、油店はありません)

油症認定患者 宮本 春子さん(仮名):
「(買ったのは)新地(中華街)ですね。今もあるか分からないけど…油の卸屋さんがあって。そこで買ったんですよ」

事件が発覚したのは1968年。
福岡県北九州市に本社を置く『カネミ倉庫』製造の油を食べた人達が、吹き出物やしびれ、めまいなど全身の不調を訴え出ました。


西日本の24都府県で1万4,627人。事件を知らなかった人、届け出なかった人も相当数に上り、54年がたった今も被害の全体像は分かっていません。


















