年末恒例、ことし1年の世相を表す漢字一文字が12日、発表されました。この1年を振り返ってまちのみなさんが選ぶ「あなたの一文字」を聞きました。

今年の漢字は「熊」

東北を中心にクマ被害が相次いだことが大きなニュースとなりました。いろいろなことがあった2025年。長崎のまちでもことし一年を表す漢字を聞いてみました。

“転”を選んだ長崎市・30代:
「変わっていくっていう意味での“転”換。総理大臣も変わって、社会的にいろいろ変化がある年だったかなと」

“米”を選んだ長崎市・80代:
「アメリカで、全部どこの国でも右往左往してるから。いいも悪いも。悪い方が多いかもしれない」

一方、「米」にはもう一つの意味があるようで…。
「米のことでね、日本でこんなに大騒ぎになるって想像できなかった。家族が多いところは大変だなぁって、ニュースを見るたびにね」

学校や仕事、私生活を振り返り…

“共”を選んだ埼玉県・高校2年生:
「部活の頻度が高くなって一人でいる時間より仲間たちといる時間のほうが多くなったのでこの漢字を選びました。来年は最後になるのでやっぱり勝ちたいですねチーム一丸となって」

“充”を選んだ福岡県・50代:
「今年はまぁ仕事もプライベートもすごく充実してたんで、それの“充”ですね。(夫婦で)買い物に行ったりとか、YouTubeで美味しそうな店を見つけて、そこを巡るという感じですかね」

“普”を選んだ長崎市・60代:
「普通の生活が一番の幸せかなと思うんですよ。いろいろ望まずにね、普通に普通に」

家族との時間を大切に…

“幸”を選んだ長崎市・60代:
「去年孫が生まれまして、初孫が。もうすべてがかわいい!自分の今の心境ってやっぱり“幸”せっていうのが一番」

“穏”を選んだ長崎市・30代:
「家族で穏やかに過ごせた一年だったのかなと思ってこの漢字にしました。今日はちょっと幼稚園の練習に行ってます」

“成”を選んだ長崎市・30代:
「子どもが2歳になってどんどん成長してきてる姿を見て、僕自身も成長できた一年だったと思います」

“宝”を選んだ長崎市・30代:
「第1子ということで赤ちゃんが生まれたので“宝”、家族の宝ということでこの漢字にしました。きょうでちょうど3か月です。家族3人みんな元気で健康で、生活できればと思ってます」

2025年も残り3週間。長崎の街では明るい話題が多く聞かれましたが、あなたはどんな漢字でことしを振り返りますか?