宿泊税“全国一”で三方よしとなるか

 京都市は宿泊税引き上げの理由について次のように述べています。

▼観光客や高級ホテルの増加などの状況で判断
▼宿泊税のつかいみちはオーバーツーリズム対策、文化財や京町家の保全など

 一方で、京都市の宿泊施設側からは▽旅先として“京都離れ”を危惧、▽使途の透明化を、▽日帰りの観光客からの新たな税徴収も検討を、などの意見も出ています。

 京都市が目指す理想は、京都を訪れる観光客にとっても、住む市民にとっても、働く観光関連事業者にとってもいい“三方よし”の状態。そのためにはお互いの立場を理解して尊重していくことが非常に大切です。

 今後どうやって京都が観光都市として発展していくのか、注目されます。

(2025年10月23日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)