高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる社会を目指す沖縄県の基本計画について、玉城知事と医療や介護の関係者らが意見を交わしました。
金武町で23日に開かれた意見交換会では、玉城知事と医療・介護の関係者らが地域の高齢者支援について意見を交わし、移動支援など様々な生活支援サービスの充実や、看護師や介護士など専門職の人材確保といった支援体制の要望が上がりました。
在宅介護サービス業・福原里奈さん
「仕事をしながら介護をするのは難しい。離職に繋がったり、女性が介護をするのが一般的になったりしている。それを介護サービス事業者が代われるように、仕事しながら家で介護し続けられる環境をどうすれば作っていけるか、が今課題となっている」

懇談のあと玉城知事は、家庭で介護をする人たちが利用できる施設が増え地域と連携していくことや、様々な人が支援できる仕組みを工夫していく必要性を実感したと述べ、今後の福祉政策に意欲を示していました。(23日:北部通信員 岸本幸平)














