■バレーボール 大同生命SVリーグ女子 NEC川崎 3ー2大阪MV(25日、川崎市・東急ドレッセとどろきアリーナ)

開幕から5連勝と勢いに乗るNECレッドロケッツ川崎は前日にフルセットの末、勝利したSVリーグ初代女王・大阪マーヴェラスに3ー2(22ー25、17ー25、25ー18、26ー24、19ー17)で勝利し、開幕からの連勝を6に伸ばした。

NEC川崎は第1セット、序盤で佐藤淑乃(23)のバックアタックなどで4連続得点を奪いリードした。しかし大阪MVのしぶとい粘りにあい、徐々に追いつかれると先に20点目を奪われた。そのまま振り切られ先取された。

第2セットは出だしから大阪MV・宮部愛芽世(24)のブロックなどで4連続得点を許した。さらに林琴奈(25)のスパイクなどでまたしても4連続得点を奪われ17-25で2セットを連取された。

あとが無くなったNEC川崎は第3セット序盤、佐藤のサービスエースや新キャプテン・山田二千華(25)のブロックで8-2とリード。徐々に詰め寄られたが最後も山田のブロックで25ー18と奪い返した。

第4セットは19-15とNECが終盤までリードしたが、大阪MVが4連続でブロックを決め逆転。その後、山田のブロードや佐藤の強打で再び逆転し、26ー24でフルセットに持ち込んだ。

最終第5セットはNEC川崎が13ー12とリードするも、大阪MV・宮部のスパイクなど連続ポイントでマッチポイントを握られた。しかしその後17-17とすると、佐藤のサーブから相手チームにミスが出て18ー17と逆転。最後は昨シーズン得点女王のヌワカロール シルビア・チネロのブロックで開幕6連勝を決めた。

※写真は11日のSAGA久光戦

【25日、女子結果】
デンソーエアリービーズ 0ー3 SAGA久光スプリングス
群馬グリーンウイングス 3ー1 PFUブルーキャッツ石川かほく
KUROBEアクアフェアリーズ 3ー2 クインシーズ刈谷
ヴィクトリーナ姫路 3ー0 アランマーレ山形
岡山シーガルズ 1ー3 東レアローズ滋賀