
ワインの生産量日本一の山梨ですが、ほとんどのワイナリーが醸造で使う機器を海外から輸入しているといいます。



塩山洋酒醸造 萩原弘基社長:
何がいいってメンテナンスです。例えば壊れたときに海外の機材だとすぐ直せないことが多いが、宮入バルブ製作所は国内なのですぐに直してくれる。国産の強み、地元の強みだと思う。

ろ過器は1件納入し問い合わせは数件あるということです。

着実に結果を出す異業種への参入。新たな事業も動き出しています。

宮入バルブ製作所 アグリ事業本部 望月輝昭さん:
ろ過装置に限らず(ワイン)醸造機器全般で開発できるものがないか探っている。

12月中にはキクラゲ栽培を拡大させ今の3倍以上となる月1.5トンの生産を目指します。


宮入バルブ製作所 アグリ事業本部 部長 大島堅さん:
70年の歴史がある中で金属加工とか電気関係など様々な技術があるので応用範囲は広い。このような技術を使い、これからも新たなチャレンジをしていきたい。