気温がぐっと下がり秋の気配が感じられるようになってきましたが気になるのは紅葉。温暖化などの影響で年々、遅れる傾向にあり、気象庁によると1953年以降、かえでの紅葉日は10年あたりで3.1日遅くなっているというデータもあります。
この紅葉の遅れに観光業界も戸惑っています。
打ち出しにくい”紅葉ツアー”

RKB 本田奈也花 アナウンサー「福岡市天神の旅行会社です。例年今の時期紅葉ツアーが人気だということですが、ほとんどありません」
大手旅行会社のJTBです。

紅葉を前面に押し出したツアーのパンフレットはなく一部に掲載されているだけ。
実は近年、紅葉シーズンの遅れで、日程を定めたツアーを打ち出すことが難しい状況になっているというのです。

JTB国内旅行部 酒井利章 企画担当部長「残暑が長引くこともありまして、お客様ご自身が紅葉の旅行にお出かけになろうとする機運がなかなか高まらなくなりつつありますので、九州で言いますとお申し込みの動き出しは少し遅かったかなと思います」














