家庭で役目を終えた仏壇や仏具の供養祭が24日、福岡県八女市で開かれました。

八女市で開かれた仏壇感謝供養祭には、仏壇の所有者や八女福島仏壇仏具協同組合の関係者などが出席しました。

この供養祭は、家庭で役目を終えた仏壇や仏具を供養したうえで処分するため毎年、開かれているものです。

24日は、約20点の仏壇や仏具が集められ、寺の住職がお経を唱えるなか参列者はこれまでの感謝を込めて手を合わせていました。

大阪から参列した女性
「仏壇は実家の方にあって、今は空き家になってるんですけど。自分なりに心の整理ができたような気がしてその分だけ本当にありがたい」


組合によりますと、最近は「実家が空き家になり仏壇を処分したい」という相談や、マンションなどに住む人が増え仏壇を置くスペースがないため供養して処分したいという相談が増えているということです。