23日、福山市の工場で屋根から男性が転落し死亡する事故がありました。警察は労災事故として、事故の原因を調べています。

事故があったのは、福山市沼隈町の常石造船の第2工場です。警察と消防によりますと、23日午前10時半ごろ、「20mの高さの屋根から人が落ちた」と119番通報がありました。

大分市に住む塗装工の小野貴勝さん(31)が、工場の屋根で防水補強の溶剤を吹き付ける準備などをしていたところ、屋根が抜け落ちて約20m下に転落。病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

小野さんは当時、スレート屋根で1人で作業していたとみられていて、警察が事故の詳しい原因を調べています。