警察官2人が大麻を所持した疑いで逮捕された事件で、警察はうち1人を大麻を譲り渡した疑いで再逮捕しました。

 麻薬取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、兵庫県警葺合署の巡査部長・岩城裕貴容疑者(42)です。警察によりますと、岩城容疑者は今年6月から9月にかけて3回にわたり、すでに大麻所持の疑いで逮捕・起訴されている明石署の巡査加藤力登被告(24)ら男2人に対し、乾燥大麻およそ14グラムと液体大麻のカートリッジ4本をあわせて9万6000円で譲り渡した疑いがもたれています。

 岩城容疑者らは大麻の譲り渡しをめぐり秘匿性の高い通信アプリを使っていたということです。

 調べに対し岩城容疑者は容疑を認めていて、警察は大麻の入手ルートについても調べています。