リハビリ医療を学ぶために大分県を訪れているアフリカ・ケニアの病院スタッフが23日、大分県庁を訪れました。

ケニアの国立病院で理学療法士や作業療法士として働いているンジョロゲ・アン・ムイハキさんら4人は、JICAの草の根技術協力事業の一環として、10月12日に来日しました。

4人は3週間ほどのスケジュールで、大分市の諏訪の杜病院などでリハビリ医療の技術や知識を学んでいます。

23日は県庁を表明訪問し、活動の成果を報告しました。

(ンジョロゲ・アン・ムイハキさん)「脳梗塞の患者さんが発症してから急性期治療を受け、迅速できめ細かなサポートを受けていることを学びました」

ケニアでは、交通事故の多発で障害者が年々増加傾向にあるということで、訪問団は帰国後、リハビリ医療の構築に取り組みます。