西表島産の米と水で作った泡盛がこのほど完成し、地元でお披露目されました。
新商品「西表島の泡盛(いるむてぃのさき)」は西表島の米農家と石垣島の酒造所が原料と製造を担当し、東京農工大学などが環境に配慮した栽培技術を提供した、産官学連携プロジェクトで誕生したものです。
今月20日に会見が行われ、東京農工大学の養王田正文特任教授は「米を泡盛に使うことで付加価値を付けて適正な利益を確保するとともに、環境に配慮した栽培方法の維持に繋げたい」と述べました。

▼西表島の米農家 大浜一将さん
「農業でできたお米が泡盛になって、観光に来られた方々に飲んで楽しんでいただく」「農業と観光業がしっかりとリンクしていくことが、この泡盛を通じてできるかなと」
「西表島の泡盛」は、西表島の売店や県内のイオングループの一部店舗のほか、24日に開幕する「沖縄の産業まつり」で販売予定だということです。
税込み価格)
720ml…2000円(1000本限定)
360ml…1100円(250本限定)