陸・海・空自衛隊が参加する実動訓練が、鹿児島を含む全国各地で20日から始まっています。鹿児島空港では22日、自衛隊の戦闘機による訓練が初めて行われました。
(記者)「自衛隊の戦闘機が立て続けに鹿児島空港に着陸している」
22日午後1時半ごろ、鹿児島空港に飛来した航空自衛隊のF-15戦闘機4機。おとといから全国各地で始まった自衛隊統合演習の一環です。
22日の訓練は航空自衛隊の基地が攻撃され使えなくなった場合を想定したもので、民間機と同じ滑走路に着陸した後、給油の訓練をしました。鹿児島空港での自衛隊の戦闘機による訓練は今回が初めてです。
「うるさいのかと思ったが着陸だったのでうるさくはなかった。大事な時に活躍してもらわなければならない。仕方ないといえば仕方ない」
「迫力がある。(民間空港も)攻撃される確率もある、不安も大きい」
F-15戦闘機は2時間ほど滞在し、四国沖の訓練に参加しました。民間機の運航に影響はなかったということです。
(西之表市出身)「大変な爆音。馬毛島で昼夜を問わず訓練が多くなる。危険」
また、22日は徳之島空港に航空自衛隊のT-4練習機1機が飛来し、給油の訓練などをしました。自衛隊統合演習は今月31日までです。














