バレーボール女子日本代表の秋本美空(19)が、今季レンタル移籍したドイツ1部リーグのドレスナーSCで充実の日々を送っている。ネーションズリーグや世界バレーでの代表経験から「もっと海外に通用するような選手に」と決断。海外初挑戦の19歳に密着した。
春高バレーからネーションズリーグ 激動の1年
「グーテンモルゲン(おはようございます)」
慣れないドイツ語で挨拶をしてくれた秋本。今年1月、秋本は共栄学園(東京)のキャプテンとして春高バレーで日本一に輝き、MVPを獲得。高校卒業後の6月には日本代表としてネーションズリーグにチーム最年少で出場、代表初得点をあげるなど堂々の世界デビューを果たした。そして8月、秋本は大きな決断を下した。

「今回代表の試合などを通して、もっともっと海外で通用する選手になりたいと思ったので海外に挑戦することを決めました」