父との二人三脚の日々からつかみとったトップ選手への道
挑戦してみれば、開ける世界がある。その精神で高難度の技を習得していった一太選手。父との二人三脚の日々が、実を結びます。

初めて挑んだ、去年の全日本選手権。


ライバルはパリオリンピックで3つの金メダルを獲得した岡慎之介選手や、東京・パリと2大会連続金メダルの橋本大輝選手など、まさに日本のエースぞろい。

それでも、父と積み重ねた自分の演技をぶつけます。

まずはG難度の大技・リジョンソン。そしてこちらも大技!前方へ1回、さらにつづけて前方に2回宙返りする当時世界でも珍しい連続技を披露!

誰も挑戦していない技を身に着けることで、頂点を狙う作戦でした。

その狙いは的中。オリンピックメダリストをおさえての初優勝、一太選手は日本のトップ選手の道へ、大きな一歩を踏み出しました。