17日夕方、仙台市青葉区の広瀬川の河川敷で目撃されたクマ2頭がイノシシである可能性が高いことが、仙台市の調査で分かりました。

中村洋輝記者:
「現場の河川敷を橋の上から見ると、動物が土を掘り起こしたような跡が見られます」

17日午後5時15分頃、仙台市青葉区霊屋下(おたまやした)の広瀬川の河川敷で「クマ2頭を目撃した」とバスの乗客から警察に通報がありました。

2頭の体長は、1.5mと80cm程度で川の下流方向に立ち去ったということです。

しかし、18日に仙台市の職員が河川敷を調べたところ、目撃された動物が掘り起こしたとみられる土の痕跡から、その動物がイノシシだった可能性が高いことが分かりました。

散歩していた人:
「イノシシは、上から見た1回だけだけど、同級生・友人も住んでいるが、何度かイノシシを見ている」

その後、担当者に取材を進めてみると…

2025年から親2頭・子3頭のイノシシの親子が、周辺に住み着いているとのことで、2025年10月には、霊屋下でクマ5頭が目撃されましたが、それも今回と同じ理由でイノシシの可能性が高いとみているということです。

最近では、クマ対策で藪を刈ったため、イノシシを目撃しやすい環境が整っているとのことで、クマとイノシシの判別に関しては、クマは土を掘り起こす習性は基本的になく、イノシシは土の中の植物の根なども食べるため、掘り起こした痕跡でイノシシと識別可能だということです。
2月13日にも周辺でクマ5頭目撃されていますが、それも、クマの痕跡は見つからなかったということでイノシシの可能性が高いといえます。

一方で、宮城県によりますと、県内のクマの目撃情報は、2026年1月以降、2025年の2.5倍にあたる111件に上っています。