風と波に注意を
(宮本大句見 気象予報士)
「もう一つの注意点が風と波です。大陸にある高気圧の勢力が強く日本付近に張り出しており、秋雨前線との間で気圧の傾きが大きくなっています」
「天気図【画像⑤⑥】を見ても高気圧と前線との間で線と線の間隔が狭くなっていて、線が混んでいるときは気圧の傾きが大きい印となり、風が強まる傾向です」
「前線付近や南西諸島を中心に強風となる見込みであるため、風の強まりに注意してください。さらに、風が強まることで波が高くなり、先島諸島や伊豆諸島では木曜日ごろにかけてしける見通しです。気圧の傾きの程度によっては大しけのおそれがあります【画像⑦⑧⑨】」


波の高さのシミュレーション


