滋賀県の近江鉄道で20日、10月28日から運行する新たな黄色い車両「ドクターガチャコン」がお披露目されました。

 近江鉄道で新たに運行するのは、200形「ドクターガチャコン」です。走行時に出る音から付けられた、近江鉄道の愛称である「ガチャコン」にちなんで名前が付けられました。

 東京と埼玉を結ぶ西武鉄道で運行していた車両を近江鉄道が譲り受けて、改造。いままでは近江鉄道の社員が徒歩で線路を点検していましたが、車両の前面につけられたカメラで運転中に線路を撮影。AIが解析し、ゆがみなどの異常を早期に検知できるということです。

 (近江鉄道車両区 沼田秋雄さん)「将来的にAI解析がうまくいけば、さらに点検の軽減ができるのではと思う」

 ドクターガチャコンは、線路を検査する検査用車両ですが、営業用車両として実際に乗車できます。

 10月28日に運行を開始しますが、ドクターイエローのような人気となるのでしょうか。