先月、東京・江戸川区で社長の男性が催涙スプレーをかけられ、けがをして、現金5300万円が奪われそうになった事件で、警視庁は新たにリクルーターの男を逮捕しました。

強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、住所・職業ともに不詳の東口夢弥容疑者(28)で、先月19日、江戸川区の路上で社長の男性(30代)に催涙スプレーをかけ、現金5300万円を奪おうとしたうえ、男性の目にやけどをさせた疑いがもたれています。

警視庁によりますと、東口容疑者はリクルーターで実行役の男2人を誘い、事件の3日前に犯行の概要を伝えていたということですが、容疑を否認しています。

警視庁は、事件をトクリュウによるものとみて、これまでにあわせて6人を逮捕しましたが、さらに指示役がいるとみて行方を追っています。