「相撲のまち」として知られる兵庫県新温泉町で、新しい相撲道場が完成し竣工式が行われました。

 約40人が参加した19日の竣工式には、元豊響の山科親方に関取の朝乃山に加え、新温泉町出身の力士らも祝いににかけつけました。

 これまで使われてきた古い相撲道場は建設会社の倉庫内にあり、子どもたちの相撲の練習などに開放されてきましたが、老朽化が進んだため新たに会社の駐車場に道場が建設され、19日にお披露目されました。

 「新しい道場で稽古できたのでうれしかった」

 19日はさっそく子どもたちが初稽古を行ったほか、訪れた人にちゃんこ鍋もふるまわれました。

 今後は伝統文化を継承する中心的な場所となることが期待されています。