20日夕方、佐賀県白石町の田んぼで稲刈りをしていた82歳の男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。

一緒に作業をしていた50代の次男は「父が後ろにいるのに気づかず、コンバインでひいてしまった」などと話しているということです。

20日午後5時すぎ、佐賀県白石町戸ヶ里の田んぼで稲刈りをしていた50代の男性から「父親がけがをしている。意識がない。後ろにいるのに気づかず、コンバインでひいてしまった」と110番通報がありました。

警察と救急隊が駆けつけ、コンバインの近くで倒れている男性を発見しましたが、頭などの損傷が激しくその場で死亡が確認されました。

警察によりますと、死亡したのは近くに住む無職・中村為治さん(82)で、妻と50代の次男と3人で稲刈りをしていたということです。

コンバインを運転していた次男は警察の聞き取りに対し「方向変換する際にバックしてひいてしまった」などと話しているということです。

警察が、当時の状況を詳しく調べています。