10月12日までの1週間に宮城県内の定点医療機関で、インフルエンザと診断された人の数は1医療機関あたり目安とする1人を超え、流行期に入りました。県は感染対策を呼びかけています。

宮城県によりますと、10月12日までの1週間に県内55の定点医療機関でインフルエンザと診断された人の数は108人で前の週から55人増えました。増加は3週連続です。

1医療機関あたりの感染者数は1.96人で、目安となる1人を超え宮城県内は流行期に入りました。保健所別では、気仙沼で3.75人次いで仙台で2.65人、仙南で2.4人などとなっています。年代別では10代までが8割以上を占めています。

宮城県は、手洗いやうがいなどの基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。このほか、県内で先週、伝染性紅斑=リンゴ病と診断された人の数は50人で、前の週より20人減少したものの、依然として警戒レベルが続いています。