山野氏は17日にも自民党に推薦願を提出へ
前回の選挙では、立候補が遅れ支持を受けられなかった山野氏。もともとは自民党に所属する金沢市議でしたが、17日にも自民党に推薦願を出す方針です。

自民党石川県連・下沢佳充幹事長「他党や団体に対してどうされるかはまだ仮定の段階なので、我々はその都度考えなくちゃいけない。県の行政における一義的なことは能登の復旧復興、これに尽きる。我々支部訪問をして被災地をまわってきて『現職に異存はない』ということになったので、震災対応というのはやっぱり大きな検討課題になるのでは」

一方、公明党は長年続いた自公連立の解消が今後の対応に少なからず影響するとしています。
公明党石川県本部・谷内律夫代表「(影響が)ないってことはない。26年間の(自公連立)政権を離脱したばかりなので今後どうなるか総理指名もあるので、そういった部分が見えてこないと影響は見えてこない」

前回、山田氏を推薦した立憲民主党は…。
立憲民主石川県連・一川政之幹事長「今の段階では『何を基準に』ということはないが、現職の馳知事はこれまでの4年間の評価が大事。山野さん馳さんともに、今後の『能登の復興』についてどう考えているかは重要な点になる」

国政では連立に向けた協議が日々進む中、県内組織も慎重な対応を迫られています。
国民民主党石川県連・小竹凱代表「政党としては中央の立場もあるから全く考慮しないということは難しいと思うし、全てがリンクするかというとそうでもない。ここは玉木代表とも意思あわせというか先日もお話させてもらった。どなたがふさわしいか県連の中で考えていきたい

石川維新の会・小林誠幹事長「有力な候補者の1人であると思っているので、その中で維新としてどう対応していくかっていうことは議論していかなければならない。永田町の論理とまた地方の論理というものは違ってくるので、中央で決まったことが地方組織にもそのままということにはならないと考えている」
