現職への対応が決まる前のタイミングで山野氏は出馬表明

会見で山野氏は年明けに正式に出馬表明した前回の選挙について触れ、「何人もの方から遅いにもほどがある」と指摘されたと振り返りました。

出馬表明は「全ての枠組みが決まる前」のこのタイミングになったと話していて、各政党や会派が現職への推薦を固めてしまう前に早めに動きだした印象です。

山野氏はこれまで周囲から知事選への再挑戦を問われるたびに「考えていない」と明言を避けていましたが、16日の会見では「出馬すると決意したら落ちるなんて思いません」と強い口調で話しました。

4年間の政治家としての「空白期間」が不利に働くのでは?と記者から問われても、「全くありえない」「民間でのマネジメントの経験は大きな財産になった」と話し能登の復旧・復興への意欲を見せていました。

能登の復興をはじめとして石川県の課題にどう向き合うのか、出馬表明をした人たちによる論争が深まることを期待したいところです。