一緒に検査を受けた番組ディレクターが…

正常と診断されてホッとしたのもつかの間、中村医師から告げられたのは…

中村医師
「桑原さんと一緒に簡易検査を受けられた番組ディレクターの結果ですが、1時間に17回の無呼吸・低呼吸で、睡眠時無呼吸症候群の中等症です」
桑原さん
「えっ!?中等症の睡眠時無呼吸ですか、いつも元気そうなのに」

番組ディレクターは、無呼吸の回数だけでなく、その他のデータから睡眠の質の低下がみられたため、さらに詳しく調べるために、一泊の精密検査を受けることに。

眠っている間の脳波や呼吸、血中酸素の変化を詳細に測定したところ--。1時間あたり20.8回もの無呼吸・低呼吸が確認されました。この数値は、CPAP治療の保険適用基準(20回以上)を上回るレベル。「眠っているつもり」の夜に、体は静かに”酸素不足と闘っていた”のです。

番組ディレクター(50歳)
「まさか自分が中等症だなんて…。仕事の疲れも、更年期のせいも、ぜんぶまとめて片づけてたんですよね。でも、体はちゃんとSOSを出してたんだなと思いました」