静岡県が管理する3か所の橋で合わせて12枚の橋名板が盗まれていたことが確認されました。被害額は合わせて180万円に上り、県は警察に被害届を提出しました。

県によりますと、2025年8月に県内東部地域で橋梁の銘板の盗難被害が発生したことから、9月3日から10月3日にかけて緊急点検を行いました。その結果、次の3か所で橋名板の盗難被害が確認されました。

県道伊東西伊豆線(伊豆市湯ヶ島)の「風早橋」で4枚
県道焼津森線(掛川市倉真)の「柳沢橋側道橋」で4枚
県道大河内森線(森町亀久保)の「不動沢橋」で4枚

いずれも高欄(橋の防護柵部分)に設置されていた橋名板が盗まれており、被害総額は180万円に上るとみられています。

県では10月15日までに被害届を警察署に提出するとともに、「不審者を見かけた場合は静岡県道路整備課(054-221-3016)または最寄りの警察署に情報提供をお願いします」と呼びかけています。

なお、県では2021年度から新設橋の橋名板については、地覆などのコンクリート部材へ埋め込んで設置することを原則としているということです。