クマによる被害が全国で相次ぐ中、今年度、クマに襲われて死亡した人の数が過去最多の7人となったことがわかりました。

環境省はきのう(15日)、今月8日に岩手県北上市で発見された男性の遺体について、クマに襲われて死亡したと認定しました。

これにより、今年度のクマの被害による犠牲者は7人となり、これまでで最も多かった2023年度の6人を上回り、過去最多となりました。

地域別で、北海道と岩手県で2人、秋田県、宮城県、長野県でそれぞれ1人となっています。

クマはこれから冬眠に備えてエサを探すなど動きが活発になるとみられていて、環境省は注意を呼びかけています。