「アフター万博」はIRで毎年1兆円超の経済効果!?

 こうした勢いを持続させるために、“次の明るいテーマ”として掲げられているのがIR=カジノを含む統合型リゾートです。

 万博が行われた夢洲で2030年秋ごろに開業を目指すIRの面積は約49ヘクタール。カジノの部分はそのうち3%以内だということで、他にもホテルなど様々な施設が建設される計画です。

 ホテルは、幅広い層向け/ラグジュアリー/さらに上の最高級ホテル の3つができることがわかっています。さらに夜を楽しむことができるダイニングやジャズクラブのほか、劇場・美術館・体験スタジオも建てられるのではないかといわれています。そのほか、サーキット場を作ってF1を誘致するという話も出ています。

 大阪府によると、IRによる経済波及効果は、建設時で2兆3700億円、開業後は毎年1兆1400億円に上ります。