競歩との出会いは

2019年

長距離ランナーだった藤井選手が競歩を始めたのは高校生の時。
きっかけは、ケガから復帰する際のリハビリでした。
しかし、競歩を始めて2か月ほどの県大会で優勝し、さらには全国大会でも優勝。
長距離走を続けるか競歩へ転身するか、当時は随分悩んだそうです。

藤井菜々子 選手
「トントン拍子にいったのが記憶に残っていて。自分でも気持ちが間に合わない感じだった。その時は高校2年生だったので『まだ駅伝走りたい』『長距離の方で活躍したいから(競歩は)終わろう』と思ってましたね」

宮脇憲一 アナウンサー
「いつ競歩の腹をくくった?」
藤井菜々子 選手
「高校3年生の国体でアンダー20の日本記録と高校記録を出した時。『オリンピックいけるかも』と自分の中で思ってからですね。未練はありましたけど、実業団に入ったらきっぱりと長距離はやめて、競歩に専念しようと思っていました」

宮脇憲一 アナウンサー
「正直、まだ長距離したい?」
藤井菜々子 選手
「まだ少しあって、大会に出たいなと思っています。5000mとか10000mとか、タイミングを見計らって狙ってます」