9月に開催された「東京2025世界陸上」福岡県那珂川市出身・女子競歩の藤井菜々子選手(26)が日本女子として史上初となる銅メダルの快挙。
福岡も大変盛り上がりました。

大会から3週間あまり、レースの振り返り、そして女子競歩、世界一へ向けてその思いを聞きました。

世界陸上の激闘を振り返る

RKB 宮脇憲一 アナウンサー
「まずは本当におめでとうございます」

東京2025世界陸上 女子20km競歩・銅メダル 藤井菜々子 選手
「ありがとうございます」

宮脇憲一 アナウンサー
「今、時間が経ってどんな思いですか?」
藤井菜々子 選手
「男子が競歩でメダルをとっていて注目をされていたんですけど、その中で女子はなかなかメダルに届かなくて、競歩の関係者からは特にありがとうっていう言葉を言っていただいて。やっと自分が女子競歩の新たな扉を開けたんだなっていうふうに思いました」

先月、行われた世界陸上・女子20km競歩。

日本記録を持ち、4大会連続出場となる藤井菜々子選手は、スタートから先頭集団に食らいつきます。
オリンピックメダリストや世界大会女王など強豪選手らと競り合うなか、15km過ぎ3番手に上がった藤井選手。
粘り強い歩きで順位をキープ。
そのままゴールの国立競技場へ。

実況「藤井菜々子。史上初の銅メダルへ。やった!日本の藤井菜々子銅メダル!」

自らの日本記録を15秒更新する1時間26分18秒でフィニッシュ。

日本女子史上初の競歩でのメダルを獲得しました。