金の価格高騰を受け、福岡県議会の議会運営委員会は「議員バッジ」の材質を現在の18金製から金メッキに変えると決めました。

議会事務局によりますと福岡県議会の議員バッジは4年ごとに購入して議員に交付しています。
18金製の「本章」は2018年度の購入時には1個3万2400円でしたが、2022年度は6万6000円と2倍以上に。
さらに来年度は数倍の価格になると見込まれることから、議会運営委員会は14日、経費削減のため「本章」の材質を金メッキに変えると決めました。
20金の「略章」や「元議員き章」については、廃止するということです。
来年度は総額3000万円を超えると想定されていましたが、今回の見直しによって200万円程度に抑えられる見込みです。

福岡県の服部知事は15日の会見で、「財政的にも助かり事業の見直しとして非常にありがたい」と話しています。