先行き不透明な政局は、市場にも影響をもたらしています。連休明けの14日、日経平均株価は一時1500円以上、値を下げ、いわゆる“高市トレード”が巻き戻されました。一方、好調なのが金相場で、最高値を更新しました。

公明党の連立離脱受け“高市トレード”巻き戻し

電話が鳴り響く都内の証券会社「岩井コスモ証券」。日経平均株価を表示するモニターに表示されるのは「マイナス」ばかり。

10日(金)、公明党が自民党との連立政権からの離脱を決定したことから、高市氏の進めたい政策が停滞するのではとの懸念が拡大。

先週まで進んでいた円安・株高のいわゆる“高市トレード”が巻き戻される形となり、日経平均株価終値は1241円安い4万6847円で取引を終えました。