柳見澤宏さん:「まさにここが決壊した場所なんですよ」

2023年までの3年間、長沼地区の復興対策企画委員長を努めた柳見澤さん。6年前に決壊した堤防近くに立ちました。

柳見澤宏さん:「堤防そのものは完成堤防で強化されたものがあって、この防災ステーションが複合施設として土を盛った」

現在、堤防に建設が進められているのが「長沼地区河川防災ステーション」。


市の長沼支所が入る複合施設や、土砂や資材が備蓄できるエリア、ヘリポートも作られる計画です。


台風19号災害から6年。一歩ずつ復旧が進む今、柳見澤さんが、何より大切と信じているのが地域の人と人とのつながりです。


柳見澤宏さん:「物が壊れたとか道路が寸断されたことよりも、仲間関係がいつどうやって再構築できるかということに思いがいく」