兵庫県三田市で無免許で普通乗用車を運転し、自転車の小学生男児(7)と衝突、救護せず現場から走り去ったとして、同市在住の大学生の女(21)が逮捕されました。男児は転倒し、軽傷を負いました。

警察によりますと三田市在住の大学生の女(21)は、きのう12日午前9時45分ごろ、運転免許を持っていないにもかかわらず、同市ゆりのき台でワンボックスカーを運転。

信号機のない横断歩道を自転車で渡っていた小学生の男の子(7)に衝突して負傷させたのに、救護せずそのまま走り去ったとして、無免許過失運転致傷とひき逃げの疑いが持たれています。

男の子は転倒し、右顔面打撲などの軽傷を負いました。

女は車をとめて「大丈夫?」と声をかけましたが、男の子は大丈夫だという旨の返答をし、女は現場から走り去ったということです。

男の子が帰宅した後、その父親が110番通報。また、女も自ら警察署に出頭したことから逮捕に至りました。

女は乗用車の免許の取得歴がなく、車は家族のものだったとみられています。

取り調べに対し女は、「無免許でひき逃げをしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。