今年はどの選手が「CS男」に? 日本Sへと導くのは…

今年で19年目を迎えるクライマックスシリーズ(CS)だが、CS突破したチームには毎年のように「CS突破の立役者」となる選手が現れる。この選手のことを「CS男」と呼ぶ。
過去8度、CS突破しているソフトバンクを調べてみると…
シーズン以上に力を発揮したのが「内川聖一選手」だ。セ・パあわせて歴代トップの3度もMVPに輝いている(2011年・15年・17年)。その後も柳田選手や今宮選手など後輩たちがMVPに輝いた。
コロナ禍の20年はロッテとのファイナルステージで2打席連続ホームランを放った中村晃選手、去年は山川選手が日本ハムとのファイナルステージで12打数6安打の打率5割、ホームラン3本、6打点と大暴れし、日本シリーズ進出に大きく貢献した。
ここから2度目のMVP獲得者は出るか?誰が今年の「CS男」となるかにも注目だ。
CSは「初戦」がその後を左右する!?

CSは「初戦がカギを握る」といっても過言ではない。「CS」としてスタートした2007年以降、パ・リーグではファースト&ファイナルステージあわせて初戦をとったチームが勝ち上がった確率は、なんと89パーセントにものぼる(35回中31回)、およそ9割という高確率で初戦をとったチームが次のステージに進んでいる。