■見分けるポイントは?

では、有毒のツキヨタケを見分けるポイントはどこなのでしょうか。

県食品安全衛生課の佐藤専門員によると、ツキヨタケは石づき部分(キノコの柄)をタテに裂くと芯の部分に黒褐色のシミがみられるとのこと。

食用のムキタケやヒラタケにはこのような「シミ」は見られませんが、有毒のツキヨタケは中にシミがあるのが特徴です。

しかし、切ったら必ずわかるわけではありません。

県食品安全衛生課 佐藤敬子 食品衛生企画専門員「ものによってはシミ自体も薄くなっていたり、見分けができないものがあるといわれているので、やはりわかりづらい」

見分けができないものは、より一層注意が必要です。