新総裁決定 日経平均株価は史上最高値に
高市早苗新総裁の誕生で経済政策はどう変わり、国民の生活にどう影響していくのでしょうか?新総裁決定の影響が顕著に現れたのが日経平均株価です。10月6日には初の4万8000円台まで上がり、上げ幅は2000円以上でした。
なぜ株価は上がったのでしょうか?そもそも高市氏は、今回の総裁選に立候補したときに「責任ある積極財政」とはっきり発言していました。簡単に言うと、国としてお金を使っていきますよという趣旨なので、景気が上がるだろうという期待から株価の値上がりにもつながります。
もう一つ、5日の高市氏の会見で、日銀の利上げをけん制するような発言がありました。海外と日本の金利の差が大きければ大きいほど、円を持っておくよりも、海外のドルなどで持っている方が利息が増えていくので、円が売られ、円が安くなります。悪いことのようにも聞こえますが、日経平均株価というのは大企業の株価中心です。大企業は輸出が多いので、円安になると得をするという二重構造で6日の株価は一気に値上がりしました。