今年は病害虫の被害は少なかったものの、春先の低温で花の芽が枯れるなどして販売量は去年の半分の見込み。

また収穫前の先月、渇水から一転してまとまった雨が降り、柿が急に水分を吸ったことで例年よりも玉太りが進み、糖度と硬度は低くなりました。

それでも…

土江諒 記者
「甘い!甘いですね。噛めば噛むほど甘味が出てきます」

天候に左右されながらも味は美味しく仕上がったようです。

JAしまね出雲平田柿部会 川瀬利治 部会長
「平田の西条柿はファンも多くて待っておられるので、量が少ないですけど、できるだけ生産者としては出していきたい」

販売額は去年の半分1億5800万円程度の見込み。
初出荷は今週金曜日で、来週にはスーパーなどの店頭に並ぶということです。