名物そば×テラスで“涼”体験

参道には、また別の行列も。

新名部員:
「深大寺そばって書いてある。おそば屋さん!」

豊かな湧き水に恵まれている深大寺では、古くからそばが名物として親しまれ、周辺には18のそば店が軒を連ねていますが、創業60年を超える『深大寺八起』には若い人で行列が。

そのワケは…

行列に並ぶ女性:
「奥にテラス席があって、そこがめっちゃキレイだったから」

敷地内にはゆっくりと水車が回る池に隣接したテラス席があり、涼しげな景色を眺めながらおいしいお蕎麦が食べられると人気に。インスタを見て来たという人は、テラス席に座るために20~30分待ったといいます。

周辺の飲食店も「連日満席」

食べ歩きができるワンハンドフードも人気です。

『深大寺八起』では、店頭で焼き上げ出来たてを味わえる「だんご」(1本140円)

そば粉を生地に練り込んだ、深大寺ならではの「そばぱん」(1個300円)は『あめや』の名物。ほかほかに蒸したパンの中身は、高菜、あんこ、キーマカレーなど4種類です。

そして、今や深大寺を飛び出し、周囲の飲食店も大盛況。

深大寺から約700mのところにある『果実屋珈琲 調布深大寺店』は、果物をたっぷり挟んだ「フルーツサンド フルーツミックス」(1298円)や「果実屋生絞りモンブラン」(1639円)など人気のスイーツが味わえる喫茶店で、取材した日は82席がすべて埋まるほど。

20代女性:
「らくやきをこれからするからデザイン決めたくて。じゃあデザート食べながらがいいよね~と」

深大寺人気の高まりと共に客が増えはじめ、最近では連日満席となっているといいます。

若い世代で賑わう深大寺ですが、一方で、こんな意見も…

『深大寺』僧侶・岩田真精さん:
「大変喜ばしいこと。その反面ゴミや騒音などの問題もあるので、マナーを守って楽しくお参りいただければと思います」

(THE TIME,2025年10月7日放送より)